脱毛には、光を使うものがあります。白色ランプの強い光を特殊なフィルターにかけ、脱毛処理に使える波長の光を取り出します。この光は黒いものに反応するので、除去したい毛の生えている部分にあてることで、毛根を焼き脱毛をすると共に、新しい毛が生えないようにします。光を利用した脱毛は美容施設だけのものではありません。医療の分野でも、光脱毛は治療手段として使われています。
光脱毛には、IPL脱毛、フラッシュ脱毛、プラズマ脱毛の3種類があります。光脱毛でムダ毛を処理する際、いろんなメリットがあります。皮膚から長く伸びていなくても光で作用を及ぼすことができるので、剃らずに毛を伸ばして準備をする必要がありません。光脱毛は、1回の照射で広範囲の脱毛が可能な為、スピーディに短時間で処理出来ることもメリットです。他の脱毛方法に比べて、光脱毛は処理時間が早い為、低価格です。ニードル脱毛やレーザー脱毛に比べて痛みが少ないのも特徴です。
皮膚へかかるダメージが少なく済む点も嬉しく、現在では数多くの人が光脱毛を利用しています。ただし、脱色した毛やうぶ毛に対しては、光脱毛の効果は半減します。これは、光脱毛が黒い箇所に作用するような仕組みを作っているためです。完全に毛の処理が終わるまでには何回かの施術が必要です。ムダ毛を除去したい範囲や毛の質によって違いはありますが、4回ないし6回の光をあてる脱毛処理を、これを2ヶ月に一度くらいのペースで行うことになります。
成長過程にある毛の毛根は、比較的太く、色が濃いという特徴があります。この毛根に向けて、髪を作るために必要な成分が毛細血管を通して送り込まれます。現在生えているムダな毛を除去すると同時に、光脱毛では毛の再生機能である毛母細胞に作用し、毛の新生を妨げます。
エステサロンで行われる光脱毛では、脱毛したい場所の皮膚を消毒後、皮膚表面に出ている毛を綺麗に剃毛し、光による照射で毛母細胞と毛乳頭等の毛包部分全体に熱を与えます。毛母細胞や毛乳頭は脱毛できる光が当たるとタンパク質変成作用が起こり、機能を失います。皮膚の中で死んだ細胞となった毛乳頭や毛母細胞は、何の機能もない老廃物として体から追い出されるので、いつの間にかなくなっています。毛の成分となる毛母細胞が全て死滅し、毛穴は収縮して目立たなくなり、肌はツルツルすべすべになります。
まず最初にムダ毛を処理したい場所に消毒を行い、プロの手によって毛を取りくのがエステでの方法です。消毒や前もってムダ毛を剃っておく行為は家でもできそうですが、不用意に手をつけると光脱毛時にうまくいかないことがあるので要注意です。消毒と剃毛が無事に済むと、あとはいよいよ狙った細胞に光を当てて殺します。専用のアプリけーターをジェルを塗った部位につけ、光をしばらく当てます。
光を一度に広いエリアに当てることが出来ることです。80~120の毛根を一気に処理できます。脇の下を両方とも終わらせるのに5分あると足りるという短時間処置は、光の大きな特徴です。光による脱毛処理そのものには時間はかかりませんが、術後のケアは慎重に行うことが重要となります。